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会長挨拶

水産業の未来をみつめ、
挑戦を続けます
佐世保魚市場取締役会長
金子卓也
 九州の西海岸は世界有数の恵まれた漁場です。長崎県の漁獲量は全国2位、佐世保市は全国4位。佐世保は「基地の町」というイメージが強いと思いますが、「豊かな魚の町」でもあります。それをもっと全国、そして世界に向けて発信していくことが私たちの使命です。
 佐世保魚市場で水揚げされる魚種は300を超えますが、消費者の皆様の目に触れるのはその1割程度でしかありません。町の鮮魚店が減少し、数が揃わない魚は「雑魚」と一括りにされて評価されません。こうして漁師の生産効率は悪くなり収入が減り、後継者が不足するという悪循環が生まれているのです。
 天然の恵みを有効に活かす手段を探ることが大切です。佐世保魚市場では、規格外の鮮魚を流通に載せるための挑戦を続けています。販売ルートの確立に取り組み、一次処理をする加工場を作り、多様な魚に価値をつけたいと奮闘しています。毎年4万人もの消費者の皆様にご来場いただく「お魚まつり」では、佐世保の多様な魚の美味しさを味わっていただき、この海の豊かさを実感していただいております。
 近年では、鯵(アジ)の養殖に成功し、ブランド鯵「花美鯵(はなみあじ)」として米国ロサンゼルスやハワイなどに輸出しています。継続的かつ計画的に収益が見込める養殖事業は、漁業者の生活を守ることにもつながります。
 この佐世保の豊かな資源と地域の皆様の食生活を守り、水産業の未来を築くために、これからも視野をさらに広げ、社員一同絶え間ない挑戦を続けてまいります。
魚市場 Media

Corporate profile
会社概要

会社名 佐世保魚市場株式会社
所在地 長崎県佐世保市相浦町1563
創業 大正9年(1920年)11月15日
設立 昭和17年(1942年)8月19日
資本金 9,000万円
代表者 代表取締役社長 井上正人
社員数 60名
取引銀行 親和銀行・他6行
営業内容 生鮮魚介類・加工品の卸売業務

History
沿革

大正2年9月 万津町に市営魚市場を開設
大正9年11月 創業
昭和4年3月 三浦町に移転
昭和13年7月 佐世保中央卸売市場の業務を開始、三浦町市場と相浦分場魚類部で発足
昭和17年8月 佐世保魚市場株式会社設立
平成9年9月 新相浦市場移転開業

Organization
組織

営業一部
●旋網物課
大型・中型・小型の旋網で漁獲される魚の販売
主要取扱魚種:アジ、サバ、イワシ等
営業二部
●定置漁船物課
五島列島・平戸を主として、定置物・漁船物を取り扱う
主要取扱魚種:ヤリイカ、スルメイカ、イサキ、アゴ等
営業三部
●近海物課
沿岸物を主として、一本釣・延縄物および天然活魚、特殊物を取り扱う
活魚での販売が多い
主要取扱魚種:タイ、イサキ、ヒラメ、イカ、カニ、エビ、貝類
●特殊物課
各産地の特殊物(ウニ・ナマコ・サンマ等)を集荷し販売
商事一部
●前浜物・加工場
市場に水揚げされた鮮魚を徹底した衛生管理のもと、直ちに下処理
内臓処理からフィーレ、刺身に至るまできめ細かに対応
●冷凍物
一般冷凍商材・塩干品の販売
主要取扱魚種:輸入冷凍魚、タコ、エビ、塩サバ、塩サンマ、加工食品等
●輸出物
佐世保で水揚げされた天然漁や近隣の養殖魚を米国等へ輸出
商事二部
●養殖物課
養殖場への飼料販売、養殖魚の買付販売
●生簀棟
温度管理された陸上生簀設備を利用して養殖魚の場内販売
主要取扱魚種:養殖ハマチ、ヒラス・タイ、ヒラメ、シマアジ
総務部
●人事・総務業務
総務部門・経理部門・電算部門・会計部門・精算部門からなり、
電算部門・会計部門は、主に仕切金の支払い業務を行う
精算部門は仲卸・売参・買出人からの代金回収業務を行う
<佐世保市地方卸売市場のしくみ>
許可者 農林水産省
開設者 佐世保市
卸売業者
佐世保魚市場株式会社
仲卸業者 売買参加者 買出人 合計
23 109 46 178
主な産地 五島列島・対馬等長崎県沿岸及び日本海域、東海、黄海。
主な魚介類 青物・赤物・瀬物・太物・底物・大・中・小型旋網・底曳網・一本釣・延網他