水産業の未来をみつめ、
挑戦を続けます
Message
会長挨拶
佐世保魚市場取締役会長
九州の西海岸は世界有数の恵まれた漁場です。長崎県の漁獲量は全国2位、佐世保市は全国4位。佐世保は「基地の町」というイメージが強いと思いますが、「豊かな魚の町」でもあります。それをもっと全国、そして世界に向けて発信していくことが私たちの使命です。
佐世保魚市場で水揚げされる魚種は300を超えますが、消費者の皆様の目に触れるのはその1割程度でしかありません。町の鮮魚店が減少し、数が揃わない魚は「雑魚」と一括りにされて評価されません。こうして漁師の生産効率は悪くなり収入が減り、後継者が不足するという悪循環が生まれているのです。
天然の恵みを有効に活かす手段を探ることが大切です。佐世保魚市場では、規格外の鮮魚を流通に載せるための挑戦を続けています。販売ルートの確立に取り組み、一次処理をする加工場を作り、多様な魚に価値をつけたいと奮闘しています。毎年4万人もの消費者の皆様にご来場いただく「お魚まつり」では、佐世保の多様な魚の美味しさを味わっていただき、この海の豊かさを実感していただいております。
近年では、鯵(アジ)の養殖に成功し、ブランド鯵「花美鯵(はなみあじ)」として米国ロサンゼルスやハワイなどに輸出しています。継続的かつ計画的に収益が見込める養殖事業は、漁業者の生活を守ることにもつながります。
この佐世保の豊かな資源と地域の皆様の食生活を守り、水産業の未来を築くために、これからも視野をさらに広げ、社員一同絶え間ない挑戦を続けてまいります。
佐世保魚市場で水揚げされる魚種は300を超えますが、消費者の皆様の目に触れるのはその1割程度でしかありません。町の鮮魚店が減少し、数が揃わない魚は「雑魚」と一括りにされて評価されません。こうして漁師の生産効率は悪くなり収入が減り、後継者が不足するという悪循環が生まれているのです。
天然の恵みを有効に活かす手段を探ることが大切です。佐世保魚市場では、規格外の鮮魚を流通に載せるための挑戦を続けています。販売ルートの確立に取り組み、一次処理をする加工場を作り、多様な魚に価値をつけたいと奮闘しています。毎年4万人もの消費者の皆様にご来場いただく「お魚まつり」では、佐世保の多様な魚の美味しさを味わっていただき、この海の豊かさを実感していただいております。
近年では、鯵(アジ)の養殖に成功し、ブランド鯵「花美鯵(はなみあじ)」として米国ロサンゼルスやハワイなどに輸出しています。継続的かつ計画的に収益が見込める養殖事業は、漁業者の生活を守ることにもつながります。
この佐世保の豊かな資源と地域の皆様の食生活を守り、水産業の未来を築くために、これからも視野をさらに広げ、社員一同絶え間ない挑戦を続けてまいります。
Corporate profile
会社概要
会社名 | 佐世保魚市場株式会社 |
---|---|
所在地 | 長崎県佐世保市相浦町1563 |
創業 | 大正9年(1920年)11月15日 |
設立 | 昭和17年(1942年)8月19日 |
資本金 | 9,000万円 |
代表者 | 代表取締役社長 井上正人 |
社員数 | 60名 |
取引銀行 | 親和銀行・他6行 |
営業内容 | 生鮮魚介類・加工品の卸売業務 |
History
沿革
大正2年9月 | 万津町に市営魚市場を開設 |
---|---|
大正9年11月 | 創業 |
昭和4年3月 | 三浦町に移転 |
昭和13年7月 | 佐世保中央卸売市場の業務を開始、三浦町市場と相浦分場魚類部で発足 |
昭和17年8月 | 佐世保魚市場株式会社設立 |
平成9年9月 | 新相浦市場移転開業 |
Organization
組織
営業一部
●旋網物課
大型・中型・小型の旋網で漁獲される魚の販売
主要取扱魚種:アジ、サバ、イワシ等
営業二部
●定置漁船物課
五島列島・平戸を主として、定置物・漁船物を取り扱う
主要取扱魚種:ヤリイカ、スルメイカ、イサキ、アゴ等
営業三部
●近海物課
沿岸物を主として、一本釣・延縄物および天然活魚、特殊物を取り扱う
活魚での販売が多い
活魚での販売が多い
主要取扱魚種:タイ、イサキ、ヒラメ、イカ、カニ、エビ、貝類
●特殊物課
各産地の特殊物(ウニ・ナマコ・サンマ等)を集荷し販売
商事一部
●前浜物・加工場
市場に水揚げされた鮮魚を徹底した衛生管理のもと、直ちに下処理
内臓処理からフィーレ、刺身に至るまできめ細かに対応
内臓処理からフィーレ、刺身に至るまできめ細かに対応
●冷凍物
一般冷凍商材・塩干品の販売
主要取扱魚種:輸入冷凍魚、タコ、エビ、塩サバ、塩サンマ、加工食品等
●輸出物
佐世保で水揚げされた天然漁や近隣の養殖魚を米国等へ輸出
商事二部
●養殖物課
養殖場への飼料販売、養殖魚の買付販売
●生簀棟
温度管理された陸上生簀設備を利用して養殖魚の場内販売
主要取扱魚種:養殖ハマチ、ヒラス・タイ、ヒラメ、シマアジ
総務部
●人事・総務業務
総務部門・経理部門・電算部門・会計部門・精算部門からなり、
電算部門・会計部門は、主に仕切金の支払い業務を行う
精算部門は仲卸・売参・買出人からの代金回収業務を行う
電算部門・会計部門は、主に仕切金の支払い業務を行う
精算部門は仲卸・売参・買出人からの代金回収業務を行う
<佐世保市地方卸売市場のしくみ>
許可者 | 農林水産省 | ||||||||
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開設者 | 佐世保市 | ||||||||
卸売業者 |
佐世保魚市場株式会社
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主な産地 | 五島列島・対馬等長崎県沿岸及び日本海域、東海、黄海。 | ||||||||
主な魚介類 | 青物・赤物・瀬物・太物・底物・大・中・小型旋網・底曳網・一本釣・延網他 |